うつの原因:首のこりが原因!?

うつの原因:首のこりが原因!?

鬱の原因について調べていると
東京脳神経センター理事長 脳神経外科医
松井 孝嘉(まつい たかよし)医師の記事を見つけました。
まさに目から鱗状態の事実も多く、
大変興味深い内容に出会ったので
皆様ともシェアしたいと思います。
少しだけまとめてみましたのでぜひ。

抗うつ薬、抗不安薬を選択する前に頚性神経筋症候群を疑え

松井医師は
首の特定の筋肉に異常が起きると、
自律神経の副交感神経が働かなくなってしまうことがあることを突き止めました。
この神経症状を出すものを頚性神経筋症候群と言います。  

頚性神経筋症候群とはどのような症状が出るのか

頭痛
慢性疲労
うつ
パニック障害
自律神経失調症
血圧不安定症
更年期障害
食べ物が飲み込みにくい
吐き気
食欲不振
胃痛・不快感
下痢・便秘をしやすい
多汗症
動悸
不眠症
眼精疲労、見えにくい、まぶしい、
冷えのぼせ
原因不明の微熱
気分の落ち込み、抑うつ気分
興味・喜びの減退
気力の減退、何もする気がない
集中力低下
記銘力が低下
判断力の低下
思考力の減退
自殺企図・念慮など

見ていただくとお分かりいただけるかと思いますが、
首の筋肉の異常による自律神経の問題なのにもかかわらず
眼科、耳鼻科、消化器科、循環器科、整形外科、
脳神経外科や神経内科、精神科(心療内科)の症状が
現れるのです。

これは、プロのドクターでもなかなか知らない真実

実際の不調の原因は、首の筋肉の異常だというのに、
これを正確に判断できる医師がいないため
適切な治療が行われていない事実があるのです。

原因不明の不調のため
多くの病院、多くの科を受診しますが
異常は見当たりません。
そうこうして
藁をもすがる気持ちで心療内科を受診する
一般の患者はどういうことになってしまうでしょう。

画像検査や手術という方法がなく、
カウンセリングも主流ではない今の日本において
5分間診療の後、
自律神経の乱れ、パニック障害、うつなどの症状も出ているため
精神疾患系の病名を付けられ投薬治療に落ち着いてしまう。

『そうかこの原因不明の症状は
精神疾患だからだったのか。』と
医師を信じ、処方された薬を摂取。

当然、
精神疾患の「うつ病」とは全く関係ない神経疾患なので
従来のうつ病と同じ投薬治療などでは治るわけがありません。
むしろ
処方された不安薬や抗うつ薬の摂取によって
症状は悪化することになってしまいます

そうなるともう大変で
負のスパイラルが始まってしまいます。
抑うつ状態は、
精神疾患という診断→
実は、自律神経と首からくる全身の不調→
適切な診断と治療がされないため
治すために精神疾患の薬を試す→
薬が合わないので合う薬が見つかるまで試す→
結果、投薬治療では治らず悪化→
何をしても治らないと絶望
こんな要素が生み出す負のスパイラルです。

うつ(気分障害)の多くは首・自律神経の治療で 改善可能

まず、ひと口に『うつ』といっても種類は一つではないことを知ってください。

うつ病には種類がある

まずは、精神病のうつを紹介します。

大うつ病性障害(大うつ病)
大うつ病性障害(大うつ病)
症状の強い時は抑うつ状態が非常に強く、
ほぼ一日中、ほぼ毎日、長期間(2週間以上)続くような症状を持つ
双極性障害(躁うつ病)
双極性障害(躁うつ病)
躁うつ病は、抑うつの状態だけでなく、
気分の異常な高揚が続く躁状態も併存するものをいいます。
自殺を志向する人が非常に多いことで知られています。 

これらは病気は純粋な精神疾患ですので、適切に受診をしましょう。

頚性神経筋症候群とは副交感神経の異常で起こる神経疾患
頚性神経筋症候群:副交感神経の異常で起こる神経疾患
そして、現在増加している  
首の異常による副交感神経の異常で起こる神経疾患の抑うつ症状

この「うつ症状」は、
精神疾患の「うつ病」とは全く関係ない病気です。
というより、筋肉の異常と神経疾患です。

上でも述べた通り
これを従来のうつ病と同じ治療を施しても治るわけがないのは
素人であっても理解できる事実でしょう。 

こちらの記事ではこの3つ目の頚性神経筋症候群に
フォーカスしています。

原因と注意点

頭と首への衝撃や日常の姿勢に注意しましょう

頭と首への衝撃
ムチウチ症
日常的な猫背
スマホ
長時間下向き姿勢でのパソコン作業
デスクワークの際の下向きに固定された首 など
ムチウチ症

自動車事故などで起こる
一瞬の衝撃で首を支点に頭部が後ろへ、
前へと大きく揺さぶられ、
首の筋肉に過剰な負荷を残します。
事故直後は何ともなくても、
数日から、遅い時には数か月後になって、さまざまな症状が出てきます。 

頭部外傷

ムチウチ症と同様に、
首の筋肉に異常を起こす原因となります。
通常の頭部外傷では、必ず首の筋肉にむち打ちと同様の外傷が起こります。 

これらを放置していると、
副交感神経の異常が認められ
自律神経失調をきたします。
そして、全身の体調不良から『うつ』症状が生じることがあります。

頭の検査診療だけでなく
首の診療をしてもらうよう
担当の医師に対し自ら積極的に働きかけることが大切です。

だからこそ必要なのは適切な診断と治療 !

周りの正しい理解の仕方も大切

ひと昔前の精神疾患に対する理解ですが、
『単なる甘え、怠慢、怠け、気合と根性が足りないからだ』
などという古い解釈をした時代もあったようです。
最近では、
精神科という看板を掲げていた病院も
『メンタルクリニック』や『心療内科』
と変わるなどしより身近な存在になると同様に
メンタルヘルスに対する世間の理解も
かなり改善されている印象です。

しかしながら、
未だ昭和感の抜けない
解釈でいる人もいるようです。

元々は本人に対する心配や善意のつもりであるはずが
そういった状況がさらにミスマッチを生み
なかなか溝の埋まらない関係を作り出してしまいかねません。

本人のことを正しく理解して

うつ症状が出ている本人の状況と内面
とはどのような状況なのでしょうか。

一言で言うと
もうギリギリの状態です。
身体の至る所の不調、
精神的な不調、
常に襲い掛かる強い不安、恐怖感等
解明しようとしても
その苦しみから抜け出せる方法すら
見いだせないため
八方塞がりの状態なんです。
当然、
思考にも影響し、
そんな時に冷静な判断なんかできっこありません。

本人にとってみれば、
どこの病院に行っても原因不明。
そして、
心療内科系の症状が出ているからと
処方された不安薬や抗うつ薬を素直に摂取。
当然、薬だって合うわけもなく
逆に症状が悪化してしまう。
もう何を信じたら良いのかわからない状態。

もう一生この苦しみから抜け出せないのでは。という不安と恐怖。

それでも、処方された薬を
唯一我が身を助ける存在と信じて飲み続けるだけ。

周囲の人たちからの無理解も重なり
本人だけが苦しみ自殺志向へと向かわせることもある
非常に恐ろしい病ということを理解しておくことも重要です。 

頭ごなしに薬を否定しない

上記のような状況で
ただ頭ごなしに
SSRIや抗精神薬、睡眠薬など飲まないほうが良いと
他人に言われたところで
『私の辛い状況などなにも分かってないくせに』と、
本人との溝は深まるばかり。

ここで特に重要なのは
患者本人が抱く孤立感、孤独感を阻止してあげることなんです。

『今、辛くても必ず、近くにいるから。』
それだけでいい。
何もしなくていいから
毎日、普段通りおはよう。ありがとう。おやすみ。と挨拶をする。
胃腸に良い温かいものをそっと差し出すなど。

経験者である私から一言。

声を大にして言わせてください。
もし今、
この記事を読んでくれている人の中に
一刻も早く苦しみから逃れたい
1秒でも早く平穏な生活に戻りたいと願う人がいるなら。
何か解決の策となる一筋の光だけでも
見つけたいと読んでくれているのなら。

大丈夫!!必ず、良くなる!!諦めないでください!!
絶対に絶対に、良くなるから。
しかも、以前よりもパワーアップした自分になって
カムバックできるから。
諦めないで。

そして、今
もし近くに、
家族や相談できる親しい人がいない、
孤独感や孤立感で辛い思いをしていたら
最寄りの心療内科に行き
思いの丈をいっぱい喋り倒しに行ってみてください。

最近では
薬に頼らず、カウンセリンを重視した医院も増えてきています。
化学的な薬ではなく漢方を推奨している医院もあります。
それができないような状況なら
SNSなどで今の状況を発信しまくってみてください。
アウトプットしながら
可視化することで頭の中のわだかまりを整理できますし
何よりあなたの発信は武器になります。
その後、適切な首の診断を受けても良いでしょう。
とにかくペースを焦らず急がず。です。
そして、
どんなに辛い状況でも
必ず良くなるんだと信じてください!

私は、経験者です。
私は、あなたの味方です。

今日も大きく深呼吸〜

よっしゃ!!!

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